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深く沈める。

覚書が事実となる現実に反抗してみるブログです。

劇場版「HUNTER×HUNTER-緋色の幻影-」がひどかったという話

旅団とコミックス0巻にホイホイされてHUNTER×HUNTER劇場版を見に行きました。
自分のお金で映画を見るのは◎年ぶりです。本当に◎年ぶりです。覚えてないです。確か怪盗KIDが出てきた劇場版のコナンを見に行った時が最後。いつだよ。

 

で、twitterでざっくりと感想を書きましたが、ひどかったです。
明らかに尺が足りていませんでした。あと構成が全体的によくわかりません。0巻を読んであの中身をたたき込んで、かつ、単行本を全部読んで念のシステムを理解した上で、頭の中で補足説明しながら見ないと「何で?」となります。

 

以下はネタバレなので折ります。

 


ええと、色々ざっくりと。自分の覚書も兼ねて。

 

□導入部分:クラピカの目が奪われる~レツと出会う辺り

この映画で一番走って、一番詰め込み過ぎて、よくわからなくなっている部分です。

まず、「クラピカの目が奪われた」という情報が余りに唐突すぎるように感じました。多分これが一番のキーポイントでCMでも強調されていた部分であるにも関わらず、割とあっさり流される。
もしこの部分を強調したいなら、べたな演出ですが話題の切りだしは「この町にクルタ族がいるんだって?」ではなく、「クラピカの目が奪われたってどういうことだよ!?」とキルアあたりに叫ばせるのが一番よかったのでは。
そして、大奥の劇場版第一作でも感じたことですが、いろんなことに関して説明が少なすぎる。念能力に関してもそうですが、一番印象に残ったのは、目を奪われたクラピカが、目を奪ったパイロが見ている風景が見えるということが分かる場面です。なぜ、「夕日が…」とクラピカが言った時点で、レオリオはそれが現在の情報であると判断できたのでしょうか。謎です。それまで三日間もクラピカは眠り続けていたのでしょう?もしかしたら、その間の映像であるとは、なぜ思わなかったのか?そして、それに関する付随説明もない。明らかにお粗末です。
レツとゴンが出会うあたりは、まぁよかったのではないでしょうか。ゴンって漫画でも出会いはいつも突然だしな。
導入部分に関してもうちょい書くと、名探偵コナンよろく、「いつものようにレオリオに呼び出された俺とキルアは…」くらいのナレーションがほしかったよね☆あとクラピカの回想部分がちょっとはしょりすぎなような気がします。
あと最初のイルミとキルアの下りは最後のために必要だったんでしょうけど、旅団とクラピカの映画なんだから(私はそういう認識)、バッサリ切ってもよかったんじゃないでしょうかね。

 

□中盤:クラピカの目を奪ったのが、旅団の前No.4で人形つかいだというくだり

なぜ突然ウボォーギンが現れるのか。なんか前触れが全然ないんだよなこの映画。
恐らく制作側の意図としては、「死んだ筈のウボォーギンが現れたんだ!不自然だろぉ~?」ってことなんでしょうけど、別にウボォーギンじゃなくてもよかったんじゃないか。この辺り、旅団を出したかっただけな制作サイドのアレなソレが。
このあたりちょっと寝かけてました。特筆すべき点はノブナガが格好よかったことですかね。
で、またしても説明があるのかないのか。雰囲気ですよね。まぁ日本人、空気を読む民族ですからね。仕方ないよね~♪
あ、そういえばここでゴンの目が奪われるんですね。奪ったのがその前No、4のオモカゲが作った人形のイルミ…なんですが、何でイルミの人形が作れたんでしょうね。大体レツの念能力がどのようなものなのか、0巻を読んでも映画を見てもわからない。これもレツがあっさりと「僕が君たちと行動してたからイルミの人形が云々」とか言って終わらせてましたが。これも謎です。

 

□終盤:とりあえず4人が面影と対決する下り

このあたりで、無性にトイレに行きたくなってしまって余り覚えてないんですけど。

終盤はさすがに割とマシでした。ですが、最後まで何で旅団が出てくるのか、さっぱりわかりませんでした。「旅団のことは旅団で始末をつける」と言うノブナガのセリフの通りなんでしょうけどね。戦闘シーンは明らかにアレな層を狙ってクラピカ・レオリオとキルア・ゴンのペアに分けたあたりが制作サイド策士。
ヒソカとノブナガが格好よかったのでもういいです。

 

とまぁこんな感じで。多くの方が言われているように、0巻に映画が付いてきたくらいで行くことをオススメします。
最初にも書きましたが、詰め込みすぎて詰め込みすぎて破綻している。正直こんだけ詰め込むなら、2時間でも休憩ありの3時間でもいいから尺を伸ばしてほしかった。無茶です。
キルアがイルミの忠告が元で友達を作れなかったこと、そしてクラピカが心をもった人形であるパイロと戦うこと。この二つが強調されていたから「友情」がテーマだったんでしょうけど、詰め込み過ぎたせいで薄れていたような。
評価は65点くらいですかね。

パイロと旅団を登場させたかったんでしょうけど、その要素も要らなかった気がしてきますね。もっとなんとかならなかったのか。また思いついたら追記します。