深く沈める。

覚書が事実となる現実に反抗してみるブログです。

師走

仕事で久方ぶりに忙殺されており、ぼんやりとしていたら年末になってしまった。今の家に引っ越して丁度半年になった。下半期のボーナスも入ってようやく経済的に余裕がでてきたので、生活基盤に合わせて要らないものを処分したりしている。物を捨てるのにも金がかかるのだ。

とりあえず以前の家が私の独身時代では最後の借家の予定だったので、わりと色んなものをそろえてしまっていた。カラーボックス、室内干し、ダイニングテーブルセットなど。カラーボックスは引っ越しに伴い処分し、室内干しは設備の関係で屋外もの干しになっている。今年はダイニングテーブルを処分することにした。

元同居人が9時に起きて26時に寝る生活をし、私は6時に起きて23時に寝る生活をしていたので、一人が通常の活動をしている間に、もう一人が寝ていられるように物を増やしていったらこうなってしまったのだ。遮光1級カーテンは閉まっているのが常であったし、6帖用のエアコンで11帖ほどあるリビングはまったく冷えなかった。今思えば過酷な生活をしていた。

 

正常になればなるほど、他者の異常が目について困る。噛み合わせの悪い今の職場にいては殺されてしまうと考えながら、しかしどこにも行けないので私は今日も睡眠薬をラムネのように噛んで眠る。

気温がぐっと下がった冬の日のことであった。