深く沈める。

覚書が事実となる現実に反抗してみるブログです。

やればできる子。

自分で言うのもなんだが、現在3本並行で原稿を進行させており、少しずつ頭がおかしくなっている。文筆業が生業ではないので、イベントに申し込むなりそれなりに締め切りを自分で設定しないとなかなか3本同時並行にはならないのだが、なってしまった。しかも3本は3本で出るイベントが全然違う。困ったので1本は来年2月に回すことにした。イベント名はお察しください。

 

慣れとは恐ろしいもので、3か月休職し金がないので文章を延々と書き続けた結果、仕事終わりでも軽く5000字は上げられることが判明した。やればできる子。このまま3時間で1万字あげられたら10日あれば文庫サイズで一冊出せるという取らぬ狸の皮算用も真っ青なことを考えているが、恐らくその境地には至らない。

創作文芸とファンフィクションをいかに棲み分けるか。

引っ越しまであと10日程ですが、風邪をひきました。熱も出ている。

こんなに喉が痛いのは、記憶が正しければ以前のMats&Morgan Band来日時なので一年半ぶりです。今までよく自衛してこれたな。そんでなんで今頃風邪ひくんだ。もう少し暇な時(先月中旬とか)あっただろ、と思いましたが、よくよく考えたら元気になって出歩き周り始めたの最近なんですよね。そんでこの三か月の不摂生で免疫落ちてるんですよね。マスクも面倒でしてなかったしね。うん、知ってた。

 

ところで、私は創作文芸とは別にファンフィクションもやってるんですが、その棲み分けを、

・オリジナルはウェブサイト

・ファンフィクションはpixiv

という風にしてたんですが、今居るジャンルが弱小すぎる上にpixivが大海原というか大都会すぎて、私のような田舎者(弱小ジャンル)には肩身が狭い。

例えていうなら、「2500人くらい入るライブハウスでやった有名バンドのライブにオープニングアクトで出た地元で少し有名なバンド」という感じである。2500人の内10人くらいしか盛り上がってない。そんなイメージ。

2500人いるオーディエンスの中の10人のために私はあんな危険極まりない大海原(※1)で大航海できないのでウェブサイトの中にファンフィクションを組み込もうとしてるんですが、それもどうなのか。文学フリマのウェブカタログ等から来られる方の中には、眼に入ったら不快な方もいらっしゃるだろう。だったら完全な別サイトとして作るしかないのか。

だったら検索除けがいる。metaタグを埋め込まなければならない。それも面倒くさい。だったらpictBLand(※2)か。しかし2500人中(以下略)なジャンルで、pictBLandまで来てくださる方がいるのか。

 

謎である。

 

※1 pixivという大海原

たまに小型ボート(弱小ジャンル)でのんびり釣りをしていたら大型戦艦(大手ジャンル)がやってきたり、海上自衛隊(公式)が突然視察にきたり、お仲間さんかと思ったら密猟者(ヲチスレ住人)だったりする。またの名を「悪意のない地雷原」。SNSをうたっているいるが、サイト全体に検索除けがされていないので、全文が検索ロボット徘徊対象となり、全年齢対象作品は会員以外でも閲覧が可能である。これを回避するためには、R18指定をすることが必要となるが、キャプションは何をどうしても検索ロボット徘徊対象なので本当に見つかりたくなければキャプションに何も書かずR18指定にする方が望ましい。たまに「原作名 キャラ名」で純粋にそのキャラクターの情報を探していたらpixivのページが出てくるのはこのためである。

 

※2 pictBLandという排他的な村

完全クローズドSNSである。会員でないとまずサイトに入れない。またNL・BL・GLなんでも来いのpixivとは違い、こちらはベースがBLでないと作品投稿ができない等、極めて細かいガイドラインがある。サイト全体に検索除けがされてあるので検索ロボット徘徊対象外である。閲覧制限も「会員全体公開」から「相互フォローじゃないとみられない」「パスワード制限」等幅広く設定できるのも魅力だが、いかんせん知名度がない。

 

2016.5.19 18:25 キャプションとキャプチャを間違えていたので修正しました。

2016年4月の読書記録:その2

木島平八郎がいかに格好いいか木島日記がいかに面白いかを昨日クロッキー帳(100均なのでペンで描くとボソボソする)にまとめていたんですが、波乱万丈なネタバレを含んでしまうのでアップを躊躇しています。あれもこれも書くとネタバレというね。大塚英志様様です。ありがとうございます。

というわけで4月のメインディッシュその2にあたる「怪」をVol.31からVol.35まで読みました。

 

怪 vol.0031 (カドカワムック 370)

怪 vol.0031 (カドカワムック 370)

 
怪 vol.0032 (カドカワムック 377)

怪 vol.0032 (カドカワムック 377)

 
怪 vol.0033  62483‐95 (カドカワムック 392)
 

 よくも悪くも大塚英志でした。伏線も一気に回収されましたし。

漫画版1巻で感じたもやもやとした感じ、なぜ月は死んでしまったのか、そのあたりが一気に解決されてすっきり。

 

で、次にVol.36~Vol.40まで。

 

怪 vol.0040  62485‐21 (カドカワムック 516)
 

 甘粕、大杉のパパと、北神伝綺のキャラクター勢ぞろいであります。ここまでくると「よくわからん」というのが本音です。

漫画版では森先生の手腕でメインキャラクターを絞ることによって理解しやすくなっていますが、大塚先生は「こいつそんなに重要ではないのではないか」という脇役をここぞとばかりに登場させてくるのでよく分からなくなってきます。

よく分からなくなってきたので、このあたりから「木島」と「月」、そして「春洋」と「美蘭」に焦点を当てて読むことにしました。