第二十二回文学フリマ東京(2016.5.1 出展情報)
※イベント当日まではこの記事が一番上にきます。ご了承ください。
あっという間に来週開催!取り急ぎお知らせいたします!
【会場】東京流通センター 第一会場
【日時】2016年5月1日(日)11:00~17:00
※開催要項の詳細は、文学フリマ公式サイトをご覧ください。
【スペースNo.】ケ-27(小説・その他)
【サークル名】GARBS.
【新刊】
とりかご(コピー本・表紙込20P・頒布価格200円)
当ブログで連載していた掌編集となります。加筆修正+2編書下ろし。
※既刊持込みあります。
※都合により、15時~16時前後に撤収する可能性があります。
※無料配布として、書下ろし掌編(新刊とは関係ありません)のついたペーパーがぺろっと1枚出ます。twitterに壁打ちしたものを再構成したものです。ウェブへの掲載予定は今のところありません。ご希望の方はお早めにどうぞ。
何かありましたら追記します<m(__)m>
2016年4月の読書記録:その1
BL月間中村明日美子先生ずるずる月間です。これと並行して木島日記完結編を読み、小野不由美の「屍鬼」を再読しています。そこ、「ふり幅とは何なのか?」考えてはいけません。
くそう…元ハルヒラ先生以来久々に怒涛の勢いでシリーズを集めてしまった…誰だ映画版「同級生」なんてうっかり観てしまったのは(おまえだよ!)。
久々のピュアな恋愛でした。清々しかったです。私は基本的に商業BLに泥沼とかエロとかは求めていません。スカッと爽やかで、偶に笑えて、かつ全体的にニヨニヨできるのが好きなんです。ぴったりでしたね。ん?「何で今更読んでしまった?」「遅すぎないか?」うるせぇよ。
実は中村先生の絵があまり得意な方ではなく、食わず嫌いをしていたのですが映画を観てまんまとはまってしまいました。来場限定小冊子のことは忘れました。いや、忘れてないです。だって観に行ったの3月31日だもん。無理だって。誰か読ませてください。お願いします。はいそこ、即座に日数を計算し、「一週間でシリーズ全部集めたの?」とか言ってはいけません。いいですか?(真顔)
BLで思い出したしましたけど、元ハルヒラ先生の「虎穴ダイニング」の2巻が出たそうですね。買わないとね。あれも変な話だけど癒される~。
木島日記完結編が本当に完結してしまった。
「怪」Vol.47を以て木島日記が本当に完結してしまった、ので、打ちひしがれております。地味に終わると思っていなかった(失礼)ので、本当に綺麗に終わってしまって、生きる糧を一つ失いました。
もうちょっと木島平八郎には折口先生とわちゃわちゃしてほしかったです。
でも「とでんか」に出てくる木島は〇〇〇〇?、とか、サイコで〇〇〇〇まだ〇〇〇〇じゃん、とか、まぁ色々思うことはあるんですが、〇を〇〇〇〇〇は〇〇〇〇〇へ行ってしまったということで。
ということは「とでんか」に出てくる木島は〇〇〇〇か!ということで。
伏字多いですけど察してください。どうにもネタバレなしで粗筋が説明できない。
単行本化待ってますよ。
2016年3月の読書記録:その2
【大塚英志関連続き】
読んだのはニュータイプ100%コミックスの方でしたがこっちしか出てこなかったのでこっちで。「木島日記」の木島平八郎が折口信夫の高弟:春洋と対照して出てくるのに対し、北神はその師である柳田國男の破門された直属の弟子、として個として出てくるのが大変に面白い。普通に師弟で喧嘩もしますしね。
「木島日記」が木島が折口の名を借りて偽書を書いているのがキーになっているのに対し、柳田が北神を仕分けの道具として使っているのも大変面白い。瀬条機関における瀬条と木島の関係に似ていますがこちらは完全な虚構。山人の説を唱えた柳田に隠れた弟子がいた、というのはリアリティがあってよいと思います。北神のキャラが立っているので木島日記よりは読みやすいと思います。
- 作者: 樹生ナト,大塚英志
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2009/01/05
- メディア: コミック
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想像以上にくそ難しかった「とでんか」です。都市伝説関係の苦情受付をやる課、通称「とでん課」が舞台となり、都市伝説上でしか存在しえないとされる口裂け女、だるま男、人面犬など多彩な人物(?)が登場。
ワンテーマ読切形式なのですが、どこからが伏線でどこからが結論なのかがよくわからないまま3周くらいしましたが未だによくわかりません。話自体は面白いので特に何も気にしなければ軽く読めると思います。
「鬼談百景」を読みました。すうっと後にひくんだけれども、各話が数ページ以下終わるせいか爽やかな怖さだけが残ります。本格的な夏のお供にどうぞ。